NHKドラマ10『大奥 Season2』【医療編11・12】

８代・吉宗公の薨去よりおよそ２０年の年月が流れ―平賀源内（鈴木杏）は、長崎・出島で蘭学の習得者探しに奔走していた。それは亡き吉宗公より「赤面ほうそう」の撲滅を託された田沼意次（松下奈緒）からの内命であった。源内はそこで蘭方医・吾作（村雨辰剛）と出会い、赤面ほうそうの解明に挑むため大奥入りを誘う。大奥入りを果たした吾作は名を青沼と改め、黒木（玉置玲央）の補佐のもと蘭学の講義を始めていくが…

青沼（村雨辰剛）の蘭学講義は、伊兵衛（岡本圭人）や家治の御台・五十宮も加わり賑わいを見せる。ある日、意次（松下奈緒）が源内（鈴木杏）を連れ立って講義部屋を訪れ、その真の目的は「赤面疱瘡（ほうそう）の解明」と伝えられる。蘭学の習得にいっそう励む講義部屋の男たちであったが、ある偶然からその糸口を発見することに。その裏で、一橋治済（仲間由紀恵）は田安定信（安達祐実）に近づいていき…